官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、会津美里町の町長、渡部英敏(80)容疑者と会津美里町の会社役員、齊藤正直(64)容疑者。
警察によると、渡部容疑者は、町営住宅の解体工事に関する指名競争入札で、予定価格や最低制限価格を事前に齊藤容疑者へ漏らし、落札させたなどの疑いがもたれている。
また、入札の秘密事項を知った齊藤容疑者も、最低制限価格に近い価格で落札し、入札を妨害した疑いがもたれている。
警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
市職員、近隣住民に「会社にかちこむぞ」市の事実確認には「血の海を」…停職1か月
市民に対し脅迫的な言動を繰り返すなど公務員としての信用を失墜させたとして、福島市は12日、50歳代の男性職員を停職1か月の懲戒処分にした。
市によると、男性職員は昨年10月、個人的にトラブルのあった近隣住民の勤務先にメールや電話で「会社にかちこむぞ」などと脅迫的な発言を繰り返した。市が本人に事実確認をしようとしたところ、「血の海を見ることになる」と述べたほか、深夜や休日に上司に脅迫的な電話をかけるなどした。男性は「家族がやったことだ」と否定しているという。市は、メール履歴や通話内容の録音から男性の発言だと認定した。