山形県

19年の県内、公務員の不祥事相次ぐ 飲酒運転、盗撮など20件超

山形新聞
2019年12月30日(月)08時43分

19年の県内、公務員の不祥事相次ぐ 飲酒運転、盗撮など20件超

 飲酒運転や盗撮、万引など県内で今年、公務員による不祥事が相次いだ。公務員の多くは真面目に業務に当たっているが、ひとたび不祥事が起きれば、組織のイメージは崩れ、信頼も失墜する。個人の資質や個別事情を背景とするケースもあるが、専門家からは「組織としての危機意識が低い」と指摘する声も上がる。

 山形新聞の取材では、今年明らかになった自治体職員や教員、消防士、自衛官、警察官による犯罪や非違行為は、主なものでも20件以上を数え、毎月のように紙面でも掲載された。内訳は飲酒運転10件、住居侵入・盗撮などわいせつ行為5件、窃盗2件、子供への虐待2件、脅迫1件など。山形市職員や大石田町の前副町長による汚職事件に加え、県警の警視による万引や教諭による学校内での生徒盗撮など、衝撃的な事件や不祥事もあった。

 高い規範意識が求められる公務員がなぜ不祥事を起こしてしまうのか。行政学が専門で16年間の県職員としてのキャリアもある東北公益文科大の小野英一准教授(41)は「公務員は特有の窮屈さを抱えている」と指摘する。上司や担当者間での調整、説明に追われ組織内でエネルギーを使うことが多い。民間企業でもこうした状況は変わらない部分もあるが、公務員に対する世間の目は厳しい。「仕事から解放された時に魔が差し、気が緩んだ状況に陥ってしまう可能性がある」と話す。

 一方、企業や公務員の倫理に詳しく、同大でも教壇に立った近畿大の中谷常二教授(51)は、本県の事情を踏まえた上で「山形県内の公務員の中には特権意識が強く、『この程度なら大丈夫だろう』という過信につながっているケースもあるのではないか」との見方を示す。

 再発防止に向けて小野准教授は「公務員も間違いを犯すとの前提に立ち、防ぐ仕組みをつくるしかない」と指摘する。長時間の飲酒が不祥事につながるとして「2次会禁止」を通達している国の機関もあるという。中谷教授も「不祥事が起きた場合、個人の資質のせいにせず、組織として危機感を共有すべきだ」としている。

【2019年の公務員による主な不祥事】
 1月 
・上山市健康推進課の男性職員(29) 住居侵入容疑で逮捕。懲戒免職

 2月 
・真室川町地域おこし協力隊員非常勤職員の男性(39) 飲酒運転で逮捕。停職6カ月相当の処分

 4月 
・天童市上下水道課の男性技師(29) 飲酒運転で摘発。その後、懲戒免職
・最上町建設課の男性主任(29) 飲酒運転で摘発。その後、懲戒免職

 5月 
・最上広域市町村圏事務組合消防本部の男性係長(39) 盗撮未遂容疑で逮捕。その後、停職1年
・陸上自衛隊神町駐屯地の男性3等陸曹(24) 飲酒運転で摘発。その後、停職3カ月

 6月 
・米沢市立病院事務局の男性主任(42) 娘を殴り傷害容疑などで逮捕。その後、不起訴で減給10分の1

 8月 
・山形市内の国家公務員の男性(36) 娘を殴り傷害容疑で逮捕。罰金20万円
・東根市消防本部の男性副士長(23) 飲酒運転で摘発。停職3カ月

 11月 
・置賜広域行政事務組合南陽クリーンセンター男性所長補佐(58) 暴力団関係者名乗り脅迫容疑で逮捕。その後、罰金10万円。停職1カ月
・県立高校50代男性教諭 生徒のスカート内盗撮で懲戒免職
・元川西町犬川小教頭の男性町臨時職員(60) 建造物侵入容疑で逮捕

 12月 
・山形署交通官の男性警視(49) 万引し窃盗容疑で逮捕。停職1カ月の懲戒処分。辞職
・鶴岡市農業委員会事務局の男性主任(61) 飲酒運転で逮捕。懲戒免職
(肩書と年齢は当時)

自衛隊員の車が神社の鳥居に衝突

FNN PRIME

2019年12月16日 月曜 午後8時57分

神社の鳥居を壊して逃走・陸上自衛隊神町駐屯地の50代隊員か 官舎駐車場に破損した車 山形・東根市

陸上自衛隊神町駐屯地の男性隊員が、東根市の神社の鳥居に車をぶつけて壊してそのまま立ち去った疑いが浮上した。警察は道交法違反の事故不申告の疑いで捜査している。
12月5日に撮影された写真。赤い鳥居が根元から折れ、今にも倒れそうだ。車に当て逃げされ壊れたとみられている。
(記者)
「車はこの神社の境内に進入しこの石にぶつかった。その石は衝撃でここまで飛んでしまっている。その後車は鳥居に突っ込んだ」
現場は東根市神町東の若木神社の境内。5日午前6時半ごろ、近所の人が見つけ警察に通報した。
(第一発見者の男性)
「その辺に破片がたくさん落ちていた。上を見たらこの石の鳥居は何ともなかったが、木の鳥居がひっくりかえっていた」
事故があったのは前日の4日午後10時頃とみられている。複数の住民が「ドン」という大きな音や神社の境内で方向転換し立ち去る不審な車を目撃している。鳥居の近くには白のバンパーやミラーなどが散乱していた。
(近所の人)
「誰が加害者か分からないが、一時も早く復活させてほしい」
「逃げたのが悔しいし残念」
写真には犯人に結び付く重要な手掛かりも残されていた。現場の状況を確認しているのは自衛隊員。氏子たちは事故を起こした車を探し回り、5日、自衛隊の官舎の駐車場で激しく破損した白い乗用車を発見した。車体には鳥居の色と同じ赤い塗料が付着している。
事故の数日後、この車の所有者で、第6施設大隊に所属する50代の男性隊員が上司に付き添われて神社の関係者の家を訪れ、「私が当事者。大変申し訳ない」と謝罪したという。駐屯地の調べに対し、男性隊員は市内で開かれた懇親会に出掛けたことは認めているが、事故については「記憶がなくわからない、同乗者はいなかった」と話しているという。
警察は、事故を申告しなかった道路交通法違反の疑いで捜査する一方、事故の経緯や飲酒の有無について調べている。

2019-12-16、フジテレビ

警視が百貨店で万引き

日テレNEWS24
2019年12月9日(月)19時08分

山形県警の警視、勤務中にカニ缶など万引き

山形県警の警視の男(49)が、勤務中に万引きしたとして、現行犯逮捕された。

窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、山形市に住む山形県警の警視・岩田知之容疑者(49)。警察の調べによると、岩田容疑者は9日午前11時20分ごろ、山形市の百貨店で一つ5000円以上するカニの缶詰や牛たんの大和煮など計5点、およそ1万3000円相当を盗んだ疑いが持たれている。

犯行を目撃した警備員らが店の外で声をかけたところ、岩田容疑者は走って逃げたが、取り押さえられた。

岩田容疑者はこの日、勤務中で、交通安全の講話を行った後、山形署に戻る途中だったという。

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