警察車両に傷つけた疑い 職員逮捕で市長謝罪
愛媛県四国中央市の市営団地で市の職員の男が警察車両を傷つけた疑いで逮捕されたことを受け篠原実市長が陳謝しました。この団地では先月から車およそ20台に傷がつけられていて、警察が関連を調べています。
2日午前10時ごろ、愛媛県四国中央市の市営団地で警察の車両に傷をつけた疑いで市の発達支援課の職員、藤井英治容疑者59歳が現行犯逮捕されました。藤井容疑者は、福祉施設、「太陽の家」に管理係長として勤務していて、仕事ぶりは丁寧でしたが今年2月から病気療養のため、仕事を休んでいたということです。藤井容疑者が逮捕された市営団地では、先月から駐車中の車が鋭利なもので傷つけられる事件が相次いでいて、車およそ20台の被害が確認されていました。一連の事件を受け、警戒にあたっていた警察の捜査車両に傷を付けたとして、藤井容疑者は逮捕されました。調べに対し、藤井容疑者は、警察車両への器物損壊容疑は認めているということで、警察は、他の車の事件についても関連を調べる方針です。