東海テレビ
2021年03月08日(月)20時36分

両手両足の緊縛や殴打、放水も…33歳消防士「過度なコミュニケーションとった」後輩にパワハラで停職処分

 愛知県の豊田市消防本部は、同僚に対して殴ったり放水したりするなどのパワハラをしたとして、男性消防士長に停職6か月の懲戒処分を下しました。

 豊田市消防本部によりますと、33歳の男性消防士長は2014年度中に後輩の同僚2人に対して、ロッカーに両手両足を縛り付けたり、腹を殴ったりしたほか、訓練中に放水するなどしていたということです。

 匿名の内部告発で動画と写真が消防本部に送られたことで発覚し、このほかにも宴会で別の後輩に無理やりビールのジョッキを当て、前歯をかけさせるなどしていました。

 聞き取りに対し、消防士長は「過度なコミュニケーションをとってしまった」と話していて、消防本部は8日付けで停職6か月の懲戒処分を下しました。

 このほか消防本部は、2019年に知人の農家を手伝い、地方公務員法に違反し報酬130万円を受け取った28歳の男性消防副士長に、減給2か月の懲戒処分を下しています。