毎日放送
2020年12月01日(火)13時30分

【独自】「離島で2人になってもお前なんかに手を出さない」市職員がセクハラ繰り返す

 奈良市環境部でごみ収集の電話受け付けを担当していた男性職員が、同僚の女性職員にセクハラ行為を繰り返していたことがわかりました。市は懲戒処分を検討しているということです。

 同僚の女性職員にセクハラを行っていたのは奈良市環境部の50代の男性職員です。女性が奈良地裁に提訴し、今年10月に大阪高裁でセクハラが認定され、奈良市が女性に対して慰謝料50万円を支払う判決が確定しました。

 判決によりますと、男性職員は2015年から2017年にかけて、同僚の嘱託職員の女性に対して、「離島でお前と2人きりになっても絶対お前なんかに手を出さない」「お前の胸は絶対に垂れている」などと発言したり、頬や首に触れたりするなどのセクハラ行為を行ったということです。

 奈良市は懲戒処分を検討しています。