愛媛新聞
2020年7月28日(火)

県警巡査が飲酒運転 3人処分 複数店 朝まで会食

 県警は27日、飲酒運転をしたり、飲酒後の送迎を依頼したりしたなどとして県内警察署の女性巡査と男性巡査2人の計3人を本部長訓戒処分にした。3人は同日、依願退職した。飲酒量などから計算し、運転中の呼気中アルコール濃度は基準値(呼気1リットル中0・15ミリグラム)未満だったと判断したため、摘発していないと説明している。

 県警監察官室は所属署や氏名、年代などを明らかにしていない。ほかに県警で勤務していた男性が一緒に飲酒していたが「発覚時に県警に身分がなく処分していない」とし、辞職かどうかや、警察官か一般職員かなども明かしていない。

 同室によると、巡査3人らは6月下旬、松山市の複数の飲食店で会食。最長で午後8時~翌午前6時ごろ、1人当たりビールやチューハイなど10~25杯を飲んだ。自宅などで仮眠を取った後、一緒に飲んでいた男性を送迎するため、女性と男性の両巡査が午前10時ごろから女性巡査の私用乗用車で交代しながら、高速道路を経由して90キロずつ往復約180キロを運転。送迎は3人のうち同乗しなかった別の男性巡査が依頼した。

 数日後、県警内部から同室に不適切な飲酒に関する情報が寄せられ、聞き取り調査をして発覚。3人は「アルコールが体内に残っていたかもしれないと認識していた。反省している」と語っているという。