フジテレビ
2020年7月28日 火曜 午後9時00分

「お金に困っていた」 24歳男性自衛官が懲戒免職処分 外部団体の会費など約107万円横領発覚で

 自衛隊外部の団体の活動会費から現金約107万円を横領したとして、陸上自衛隊上富良野駐屯地に所属する24歳の男性自衛官が懲戒免職処分を受けました。

 7月28日付で懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊上富良野駐屯地第4特科群に所属する24歳の男性3等陸曹です。

 陸上自衛隊によりますと、3等陸曹は2018年9月ごろから2019年3月ごろかけて、部隊の外部団体の会費などから現金107万円を横領しました。

 この団体が「会計面に不明瞭な点がある」と部隊に連絡したことから横領が発覚しました。

 自衛隊の聞き取りに対し3等陸曹は「お金に困っていた」と話しているということです。

 今回の処分について、第4特科群長は「国民の信頼を失うような事案が発生したことについては大変申し訳なく思います。調査の結果、判明した事実に基づき厳正に対処しました。今一度襟を正し、このようなことが二度とないよう、健全な部隊・隊員を育成する所存です」とコメントしています。