毎日新聞
2020年7月16日(木)18時03分

「早く帰って休みたかった」公用車52キロ超過運転 京都府警が巡査部長を処分

 制限速度を52キロ超過して公用車を運転したとして、京都府警京丹後署の30代の男性巡査部長が道交法違反(速度超過)の疑いで交通切符(赤切符)を交付されていたことが16日、府警への取材で分かった。府警監察官室は2日付で巡査部長を所属長訓戒の処分とした。

 府警によると、巡査部長は6月上旬の午前0時半ごろ、公務で捜査用車両を運転中、同府宮津市の国道176号(制限速度50キロ)を時速102キロで走行。巡回中の府警宮津署のパトカーに摘発された。捜査を終えて京丹後署に1人で戻る途中で、「翌日が早朝出勤の予定で、少しでも早く帰って休みたかった」と話しているという。