テレビ和歌山
2020年05月13日(水)19時17分

盗撮県職員 逮捕

県庁内の女子トイレに小型カメラを設置して盗撮したとして、県職員の男が今日、和歌山西警察署などに県迷惑防止条例違反などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは和歌山市神前の県秘書課主査・今井宏和容疑者37歳です。警察の調べによりますと今井容疑者は、今年3月25日の午後9時過ぎと28日午前11時30分頃、県庁内の女子トイレに侵入して個室に小型カメラを設置し、20歳代から30歳代の県関係の女性2人を盗撮したとして、建造物侵入と県迷惑防止条例違反の疑いが持たれています。別の女性がカメラを見付け、県の職員が3月30日に警察に届け出ました。今井容疑者は、「県庁の女子トイレに入り、小型のカメラを設置して何度も盗撮したことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということで、警察では余罪があるとみて調べています。事件当時、今井容疑者は県警の職員に出向中でした。
県秘書課の中松則夫課長は「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に県を挙げて取り組む中、このようなことが発生し、大変申し訳なく思っています。今後の捜査状況を見守りながら事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」とコメントしています。

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朝日放送 
2020年06月30日(火)01時08分

盗撮で懲戒免職 和歌山県職員「逮捕されてよかった」

女子トイレで盗撮を繰り返したとして起訴された和歌山県職員の男が懲戒免職処分となり「逮捕されてよかった」と話していることがわかりました。

和歌山県によりますと懲戒免職となったのは秘書課の今井宏和主査(37)です。今井主査は今年3月、県庁内の女子トイレに侵入し、小型カメラで盗撮を繰り返したとして県迷惑防止条例違反などの容疑で逮捕、起訴されました。県の聞き取りに「残業が多くストレスを抱えていた。逮捕されてよかった」と話したということです。また、県は紀北家畜保健衛生所の女性主査(50)についても懲戒免職処分としました。主査は酒気帯び運転の疑いで逮捕され、出勤途中などで飲酒していたことを認めていました。