NHK NEWS WEB
2020年03月27日(金)18時21分

新潟市職員 灯油持ち帰り停職に

新潟市は、環境部の50代の職員が職場から暖房用の灯油を自宅に持ち帰ったとして、停職1か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、新潟市環境部の50代の男性職員です。
市によりますとこの職員は、去年11月からことし1月にかけて3回にわたって、暖房用の灯油が入ったポリタンクを職場から持ち帰り、自宅で使用していたということです。
「市の職員が灯油タンクを持ち帰っているようだ」という匿名の情報提供を受けた市が、監視カメラの映像を確認し調査した結果、この職員が持ち帰ったことを認めたということです。
市は、この職員を27日付けで停職1か月の懲戒処分にし、警察にも相談を始めているということです。
また、市はこの職員の上司にあたる、環境部の課長補佐級職員と係長職員の2人を「戒告」の懲戒処分にしました。
新潟市は「市の信頼を損なう事案が発生したことは大変申し訳ありません。職員のコンプライアンスを徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。