神戸新聞
2020年2月21日(金)12時24分

「辞めたい」現在も行方分からず 無断欠勤の陸曹を免職 伊丹・陸自千僧駐屯地

 陸上自衛隊千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)は21日、無断で20日以上欠勤したとして、第3後方支援連隊所属の3等陸曹の男性(29)を免職の懲戒処分にしたと発表した。

 同駐屯地によると、3等陸曹は休日だった2018年7月1日に外出後、帰隊時間の翌日午前0時を過ぎても同駐屯地内の宿舎に戻らなかった。1年半以上を経た現在も行方が分かっていないという。

 3等陸曹の居室からは「自衛隊を辞めたい」という内容の置き手紙1通が見つかったという。同駐屯地は「隊員らへの聞き取りでは、いじめなどは確認されていない」としている。