東海テレビ
2020年01月22日(水)01時14分

上司のパワハラが原因…愛知・小牧市役所職員の自殺が「公務災害」に認定 上司は停職6か月

 上司のパワハラが原因で愛知県の小牧市役所の男性職員が自殺した問題。自殺が公務災害に認定されました。

 この問題は、2018年7月、小牧市役所の男性職員(当時30)が上司について「威圧的だ」などと書いたメモを残して自殺したものです。

 市が設置した第三者委員会は2019年6月、自殺した男性職員の上司の行為をパワハラと認定し、市は上司を停職6か月の懲戒処分としていました。

 男性の遺族は2018年10月、地方公務員災害補償基金に対し「公務上の災害」と認めるよう求めていましたが、1月17日付で認定されたということです。

 小牧市の山下史守朗市長は「認定を重く受け止め、今後のさらなる取り組みを含め、真摯に対応してまいります」とコメントしています。