新潟日報モア
2019年12月18日(水)11時45分

パトカーが無灯火運転 市民が通報
新潟西署の20代警官に違反切符

 新潟西署の20代男性警察官が14日の日没後に、無灯火のパトカーで新潟市西区内を約1キロにわたって運転していたことが17日、関係者の話で分かった。同署によると、目撃した市民からの通報で発覚した。男性警察官は途中で無灯火に気付いたが上司らに自己申告しておらず、通報を受けて事実を認めた。同署は無灯火の道交法違反で違反切符(1点)を交付したという。

 同署などによると、男性警察官が無灯火運転していたのは14日午後6時すぎ。同僚警察官と2人で同署管内を巡回中、停車した駐車場から出る際にライトをつけ忘れ、運転し始めて数分後に無灯火だったことに気付いたという。
 西区小新5付近で無灯火運転を目撃した市内の男性は「警察官が交通事故防止運動中に何をやっているんだと思った」と語る。
 新潟西署の湯沢正樹副署長は「早めのライト点灯を呼び掛けている中、誠に遺憾で恥ずかしい。運転者だけでなく、同乗者も安全確認を徹底するようさらに指導したい」と話した。