静岡新聞
2019年11月13日(水)08時08分

着服職員を懲戒解雇 磐田市社会福祉協議会が処分

 磐田市社会福祉協議会は12日、管理する団体口座などから不正に多額の金銭を出金、着服した地域福祉課の主任(40)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。
 調査では、主任は2017年度から19年度までの間、担当していた市老人クラブ連合会の会計口座と、日常生活自立支援と成年後見両事業の利用者口座から不正出金し、着服したと認めている。被害額は現時点で約2555万円。
 市社協は「信頼を著しく失墜させる行為。厳正な処分を行った」とした。被害額などの調査は継続し、主任が日常生活自立支援事業を担当していた14年度以前についても調べる方針。