遊んでいた女児を車に乗せて… 強制わいせつ容疑で自衛官の男を逮捕
2019年7月、鹿児島県内で小学生の女の子の体を触ったとして、海上自衛隊鹿屋航空基地の自衛官の男が強制わいせつの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、海上自衛隊鹿屋航空基地の自衛官、上園大作容疑者(44)です。
警察によりますと、上園容疑者は7月13日の日中、鹿児島県内の駐車場に停めた車の中で、小学生の女の子の体を触った疑いが持たれています。
10月19日に女の子の両親から警察に被害届が出され、関係者の供述や現場の鑑識作業から上園容疑者が浮上したということです。
女の子と上園容疑者は面識がなく、現場の駐車場で遊んでいた女の子に上園容疑者が声をかけ、女の子が車に乗ったとみられています。
警察の調べに対して、上園容疑者は逮捕容疑を認めているということです。
今回の逮捕について海上自衛隊鹿屋航空基地の第1整備補給隊、大塚裕孝司令は「隊員がこのような事案を起こしたことについて誠に申し訳なく思っております。事実関係を確認し、厳正に対処するとともに、警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
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女児を裸にし車で連れまわした疑い 海上自衛官を再逮捕
公園のトイレで小学生女児を裸にして撮影したなどとして、鹿児島県警は3日、海上自衛隊鹿屋航空基地第1整備補給隊に所属する2等海曹、上園大作容疑者(44)=別の女児に対する強制わいせつ罪で起訴=を、わいせつ目的誘拐や強制性交等未遂などの疑いで再逮捕し、発表した。「女の子に興味があり、欲望を抑えきれなかった」と容疑を認めているという。
県警によると、上園容疑者は5月5日ごろ、鹿児島県内の公園のトイレで、県内の小学生女児を裸にして撮影するなどし、10月20日ごろには、1人で遊んでいた同じ女児に「一緒に遊ぼう」と声をかけ、自分の車に乗せて約2時間連れ回し、車内でわいせつな行為をしようとした疑い。女児にけがはなかった。
上園容疑者は今年7月、県内の駐車場で、別の女児を自分の車に連れ込み、体を触るなどしたとして強制わいせつ容疑で逮捕された。上園容疑者の供述や、県警が同容疑者の自宅から押収したパソコンなどの解析から、今回の容疑が浮かんだという。
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女子児童にわいせつな行為 自衛官の男を再逮捕
去年、鹿児島県内で小学生の女子児童にわいせつな行為をしたなどとして逮捕・起訴された自衛官の男が、9年前に、山口県で別の女子児童に性的な暴行を加えた疑いで再逮捕されました。
強姦の疑いで再逮捕されたのは、海上自衛隊鹿屋航空基地の第1整備補給隊・2等海曹、上園大作容疑者(44)です。
県警によりますと、上園容疑者は、2011年の7月から2012年の1月頃にかけて、当時住んでいた山口県の自宅で、女子児童に性的な暴行を加えた疑いがもたれています。上園容疑者は、「自分の欲望を抑えられなかった」とおおむね容疑を認めているということです。
上園容疑者は、去年、鹿児島県内の女子児童にわいせつな行為などをしたとして2度、逮捕・起訴されていて、県警が押収した上園容疑者のパソコンの画像データの解析などから今回の事件が発覚しました。
女児5人に強姦や強制わいせつ 元自衛官に懲役11年
山口県と鹿児島県で計5人の女児に触ったり、性的暴行を加えたりしたとして、強制わいせつや強姦(ごうかん)などの罪に問われた海上自衛隊鹿屋航空基地の元第1整備補給隊2等海曹上園大作被告(44)=同県姶良市西餅田=の判決公判が26日、鹿児島地裁であった。岩田光生裁判長は「極めて卑劣な犯行」などとして、懲役11年(求刑懲役13年)の実刑を言い渡した。
判決によると、上園被告は2011年7月~12年1月、山口県内の当時の被告宅などで女児(当時8~9歳)1人に対し、4回にわたって性的暴行を加えた。19年5月~10月には、鹿児島県内の公園のトイレや乗用車の中などで、女児計4人(7~11歳)の着衣を脱がせて体に触ったり、携帯電話で撮影したりした。
岩田裁判長は強姦について、女児の遊び相手となり家族と交流する中で繰り返されたとし「信頼や(女児の)未熟さにつけこんだ極めて卑劣な犯行」と指摘。強制わいせつなどについても、女児らと遊ぶ中で一連の犯行に及んだとし「常習性は顕著で、いずれも悪質」と述べた。