NHK NEWS WEB
2019年10月21日(月)12時37分

法務局職員が女子トイレ侵入か

前橋地方法務局の44歳の男の職員が、19日、JR前橋駅の女子トイレに忍び込んだとして、建造物侵入の疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、前橋地方法務局会計課の係長、高田公寛容疑者(44)です。
警察の調べによりますと、高田係長は19日の午後8時ごろ、JR前橋駅の女子トイレに忍び込んだとして、建造物侵入の疑いが持たれています。
警察によりますと、高田係長はトイレの個室のドアの上から携帯電話をかざし、中にいた女性が気付いて「盗撮」と叫んだところ、現場から逃走しようとして近くにいた男子高校生にその場で取り押さえられたということです。
警察によりますと、高田係長は当時、酒に酔った状態でしたが、調べに対して容疑を認め、「スリルを味わいたかった」などと供述しているということで、21日午前、身柄を検察庁に送られました。
高田係長の携帯電話には当時、女子トイレ内で撮影したとみられる女性の動画が保存されていたということで、警察は盗撮の疑いもあるとみて調べています。
職員が逮捕されたことについて前橋地方法務局は、「国民の信頼を損ねることになり、誠に遺憾です。事実関係を確認したうえで厳正に処分したい」としています。