テレビ西日本
2019年10月01日(火)20時50分

「怖くなって逃げた」救急隊員が“人身事故”起こし停職2カ月 軽トラックに追突し逃走 福岡県

北九州市消防局の男性救急隊員が、自家用車で人身事故を起こし現場から逃げていたことが分かり、市は、この隊員を停職処分としました。

停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、小倉南消防署で救急隊員を務めていた52歳の男性消防士長です。

市によりますと、消防士長は2019年2月、飯塚市で自家用車を運転中に軽トラックに追突し、運転していた男性に軽傷を負わせたまま現場から走り去っていました。

消防士長は4日後から警察の事情聴取を受けていましたが職場に報告しておらず、市は被害者の知人からの問い合わせで初めて事態を把握したということです。

消防士長は2019年8月に、罰金15万円の略式命令を受けていて、「怖くなって逃げた。救急隊員でありながら大変申し訳ない」と話し、1日付けで退職を願い出ています。