テレビ和歌山
2019年05月30日(木)19時46分

酒気帯び運転 県職員処分

今年3月、職員が酒を飲んで車を運転したとして、県は今日、この職員を停職6ヵ月の懲戒処分としました。懲戒処分となったのは、県人事課の26歳の男性主事で、会見した県の野口幸男監察査察監らは、「ご迷惑をおかけした方に深くお詫びするとともに県政への信頼を損ね、県民の皆様に深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。県によりますと、男性主事は、県教育委員会に出向中だった今年3月2日午前2時頃、和歌山市内の2軒の飲食店で酒を飲んだ後、自家用車を運転して自宅に帰る途中、民家の倉庫に接触、近くで信号待ちをしていたところ、倉庫の所有者に呼び止められました。その後、警察が男性主事の呼気検査をしたところ、基準値以上のアルコールが検出され、その場で逮捕されました。男性主事は翌日、処分保留で釈放されていて、県は、倉庫所有者から出された寛大な処分を求める嘆願書や本人の反省などを考慮して処分を停職6ヵ月にしたとしています。