産経新聞
2019年3月4日(月)13時09分

同僚の現金盗んだ隊員免職 青森・陸自第9師団

 陸上自衛隊第9師団(青森市)は4日、同僚4人の財布から現金計8万6千円を盗んだなどとして、第5普通科連隊の男性1等陸士(22)を懲戒免職処分にした。警務隊が近く窃盗容疑で書類送検する方針。

 同師団司令部によると、1等陸士は昨年11月5~9日、青森駐屯地内で同僚隊員の財布から現金を盗んだ。「遊ぶ金がほしかった」と話しているという。

 今年1月20日、外出許可を取っていないのに駐屯地の柵を乗り越え出掛けていたことも処分の理由になった。第5普通科連隊長の古賀博彦1等陸佐は「大変遺憾だ。隊員に対する指導を徹底する」としている。