京都新聞
2018年10月24日(水)20時12分

部下9人にセクハラ4年間繰り返す 停職1カ月、宇治市男性課長

 京都府宇治市は24日、部下の女性職員9人に対し、体を触るなどのセクシュアルハラスメントを繰り返したとして、市長部局の男性課長(50)を停職1カ月の懲戒処分にした。

 市によると、2014~17年度に、課長を務めた二つの課で部下の女性に対して、職場内でそばを通りながら手の甲で尻や手を触ったり、鍵や書類を受け取る際に必要以上に手を触ったりする行為を繰り返した。

 今年5月に被害女性の1人が市役所のセクハラ相談員に相談し、聞き取りの結果、発覚した。市の調査に男性課長は「深く反省しています」と話しているという。