NHK NEWS WEB
2018年09月15日(土)12時50分

息子虐待で消防職員を逮捕

小学校低学年の自分の息子をブラシで殴り、およそ1週間のけがをさせたとして、警察は、浜松市の消防署に勤める35歳の男を傷害の疑いで逮捕しました。

 逮捕されたのは浜松市中区の浜松市天竜消防署の消防副士長、牧原ケン容疑者(35)です。
 警察によりますと、牧原職員は13日午後7時ごろから14日午前1時ごろのおよそ6時間の間、自宅で、小学2年生の7歳の息子の頭や腕などを食器用のブラシで殴るなどしておよそ1週間のけがをさせた傷害の疑いが持たれています。
 14日登校した男の子の異変に気づいた小学校の教諭が市の児童相談所に連絡して発覚したということで、調べに対し、牧原職員は容疑を認めているということです。
 警察によりますと、男の子は4人家族で、当時、自宅には、母親のほか兄弟もおり、警察は日常的に虐待がなかったかどうか調べることにしています。
 浜松市消防本部の鵜飼孝消防長は「市民の安全を守るべき消防職員が逮捕されたことは誠に残念です。詳細を確認して厳正に対処します」というコメントを出しました。