産経ニュース
2018年9月14日(金)18時39分

川越市議がセクハラか 職員が処分の申入書提出

 埼玉県川越市の新井喜一市議(68)からセクハラやパワハラを受けたとして、川越市の30代の女性職員が14日、厳重な処分を求める申入書を市議会に、要請書を市にそれぞれ提出した。

 女性職員によると、議会事務局に異動した今年4月、懇親会で飲酒を強要された上、太ももを触られた。そのショックと体調不良で翌日から2日間欠勤したという。5月には新井市議の自宅で開かれた酒席に参加。飲酒を拒否したところ、「飲まないなら来た意味がない」と飲酒を強要され、性的な言葉も投げかけられた。女性職員が8月に入籍した際には、「男に抱かれるっていいだろう」と話してきたという。

 女性職員は14日、さいたま市内で記者会見を開き、「新井市議は市職員や他の議員も何もいえない存在。(5月の)飲み会も断ると自分に圧力や不利益が生じると考え、仕方なく参加した」とした上で、「新井市議に謝罪を求める。議員を辞めていただきたいのが本音」などと話した。新井市議の対応次第では提訴も検討するという。

 新井市議は昭和62年に初当選し、現在8期目。取材に対し「何のことか分からない」と話している。

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YOMIURI ONLINE
2018年11月03日(土)10時54分

「市議からセクハラあった」7人…市職員調査

 埼玉県川越市は2日、全職員を対象に行ったハラスメント(嫌がらせ)に関するアンケート調査の結果を公表した。被害を訴えた職員はのべ154人に上り、うち10人は「市議によるセクハラなどがあった」と回答した。

 調査は、新井喜一前市議(68)(10月12日に一身上の都合で辞職)からセクハラを受けたとして、同市の30歳代の女性職員が市議会に厳重処分などを求めたことを受け、9~10月に実施した。

 対象は全職員2308人で、92人がパワハラを受けたと訴え、26人がセクハラを受けたと回答した。

 市議によるハラスメント被害を訴えたのは男女各5人で、セクハラは7人、残る3人は飲酒強要のアルハラなど。セクハラは性的な発言だった。当時市議だった新井氏による被害を訴える回答もあったという。特別職によるパワハラ被害も2人が訴えた。

 川合善明市長は「現在も被害を受けている職員がおり、早急に対応すべきものもある。ハラスメント防止の指針作成や相談体制の再構築などを図りたい」とコメントした。