日テレNEWS24
2018年9月13日(木)19時23分

消防士長3人が上司のパワハラを訴える(山梨県)

 笛吹市消防本部に勤務する職員数人が、上司のパワハラを市に訴えていることが分かった。
 市は対策委員会を設置しパワハラの有無について調査している。
 上司からのパワハラ被害を訴えたのは、笛吹市消防本部に勤務する30代の消防士長3人。
 笛吹市などによると3人は、消防本部に勤務する50代の男性幹部から「上司にあいさつをしていない」「後輩の仕事をやりにくくしている」などと、日常的に周囲に伝えられ、不当に中傷を受けたと主張している。
 このうち1人は「てんかんを隠したまま消防に入ったなどと言われ、精神的に苦痛を受けた」とも話しているという。
 3人は、市に対しパワハラの有無についての調査を求め、市も対応に乗り出した。
 市は、3人や上司から事情を聞い上で先月、市の担当職員のほか弁護士など交えたハラスメント対策委員会を設置した。
 現在、上司の言動がパワハラに当たるか否か最終的な協議を進めていて、近く結果を市長に報告する予定。