YOMIURI ONLINE
2018年08月04日(土)15時06分

生活保護者宅「訪問」とウソ、居住確認せず支給

 茨城県つくば市は3日、ケースワーカーの市職員6人が2016~18年度、実際には生活保護受給者の自宅を訪れていないのに、記録用紙に「家庭訪問」と虚偽の記載をしていた事例が、8人の受給者で27件あったと発表した。電話や市役所での面談で済ませていた。受給者のうち1人は、届け出の住居から2年前に退去しており、居住実態を確認せずに支給を続けていた。市は不正受給に当たるかどうか調査している。

 市社会福祉課によると、別のケースワーカーが先月、男性受給者宅を訪れた際、別人が住んでいた。市が調べたところ、職員が男性と自宅で面談したのは16年4月が最後で、男性は直後に退去していた。「友達の家にいた」と話している。市は男性の生活保護を停止している。ほかの受給者は居住を確認しており、不正受給の可能性はないという。

 市の生活保護受給者は今年3月末現在、889世帯1073人。