新聞高知
2018年06月26日(火)08時36分

酒に酔って女性職員たたき暴言 高知県チーフを戒告処分

 高知県は25日、酒に酔って地域福祉部の出先機関に所属する20代の女性職員をたたいて罵声を浴びせたとして、地域福祉部の本庁勤務の男性チーフを戒告処分とした。

 県人事課によると、チーフは5月18日夜、地域福祉部の職員約20人が参加した高知市内の飲食店での宴席で、座っていた女性職員の頭に自分の左手を置いて上から右手で3回程度強くたたいた。女性はよろめいて後ろに倒れた。

 さらに宴席終了後に店内の廊下で女性に対し、県職員である女性の父親について「何度ぶっ殺そうと思っていたことか」「本当にとんでもないやつだった」などと罵声を浴びせた。同席した職員が注意しても暴言を続けた。チーフは女性と仕事上の接点はなかったが、女性の父親のことは知っていたという。