NHK NEWS WEB
2018年06月08日(木)15時46分

天草市職員 私的流用で停職処分

 天草市の30代の職員が同僚から懇親会費として徴収した金を私的に流用したとして、市はこの職員を停職2か月の懲戒処分にしました。

 懲戒処分を受けたのは、天草市の33歳の男性職員です。
 天草市によりますと、この職員は自分が所属する部署の親睦会の会計を平成25年度から2年間担当していましたが、会費を現金で保管し、一部を生活費や遊興費にあてていたということです。
 職員の同僚が市に相談して発覚し、職員が保管していた領収書などをもとに確認した結果、およそ44万円が使われていたことがわかったということです。
 処分について職員は、「すぐに返せばよかったが、現金のないときに使ってしまった」と話しているということです。
 天草市の中村五木市長は「不適切な金銭管理が発生したことを深くおわび申し上げます。今後はこのようなことが起きないよう再発防止に努めたい」とコメントしています。