買春疑いで富山市職員逮捕 「18歳未満とは知らなかった」
富山県警魚津署は9日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、富山市環境政策課主任の男(33)を逮捕した。
逮捕容疑は2016年7月2日、同県高岡市のホテルで、会員制交流サイト(SNS)で知り合った当時16歳の女子高校生が18歳未満と知りながら、現金を支払う約束をして、みだらな行為をした疑い。
同署によると、容疑者の男は「18歳未満とは知らなかった」と容疑を否認している。少女の話を基に同署が捜査していた。
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児童買春の富山市職員、懲戒免職処分
富山市は、児童買春の疑いで先月、逮捕、送検された環境政策課の職員を9日付で懲戒免職処分にしました。
「公務員として あるまじき行為であります。あらためて深く お詫び申し上げます」
9日付で懲戒免職処分を受けたのは、富山市環境政策課の須沼俊輔主任(33)です。
須沼主任はおととし7月、高岡市内のホテルで、SNSで知り合った当時16歳の県内の女子高校生に対し18歳未満であると知りながら金を払って性行為をした児童買春の疑いで先月逮捕、送検され、処分保留で釈放されています。
富山市によりますと、本人とは4回面談し、3回目までは否認していましたが、今月2日の4回目の面談で、容疑内容を全面的に認めたということです。
富山市は、極めて不適切な行為で市の信用を著しく失墜させたとして国の人事院の基準に照らして最も重い免職処分としました。
富山市によりますと、須沼主任は2007年に採用され、直近の環境政策課では、環境未来都市やエゴマの担当として「課の中心的な職員」だったということです。