産経WEST
2018年4月6日(金)12時42分

ガソリンの減りが早いと思ったら…巡査長、交番バイクから燃料盗む 広島県警、書類送検

 広島県警は6日、交番に置いてある公用バイクのガソリンを盗んだとして、窃盗容疑で警察署の男性巡査長(30)を書類送検し、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。巡査長はガソリンを自分のバイクに入れていた。「ガス欠になっていて、帰宅するためだった」と供述しているという。同日、依願退職した。

 送検容疑は1月14日未明、勤務する広島県内の交番の車庫で、公用バイク4台のガソリン計約2リットルを盗んだ疑い。

 県警監察官室によると、同僚が、公用バイクのガソリンの減りが早いと不審に思い、発覚した。

 政近利久首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、心よりおわび申し上げる。指導を徹底し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。