テレ朝news
2018年03月21日(水)18時13分

部下に激辛やきそば…暴行 署内でも“パワハラ”

警察署内でもパワハラが行われていた。部下に無理やり「激辛やきそば」を食べさせたなどとして、50代の男性巡査部長が処分されていたことが分かった。

 今度のパワハラの舞台は警察だった。2015年9月から去年10月まで部下数人にパワハラ行為をしたとして懲戒処分を受けたのは、熊本県警の50代の男性巡査部長。本人は指導のつもりだったという、それはあまりにもとんでもない指導だった。熊本県警によると、なんと嫌がる部下に激辛のインスタント焼きそばを無理やり食べさせたというのだ。辛いものが苦手な人はいなかったのか…。そして、男性巡査部長によるパワハラ行為は陰湿なものも。必要な指示をしないで何度も書類を書き直させたりしていたというのだ。また、怒鳴りながら足蹴りしたり、頭をげんこつで殴ることもあったという。男性巡査部長からのパワハラ被害を受けて20代の部下は体調不良になり、数日間、仕事を休んだという。こうしたパワハラ行為は全職員を対象にしたアンケート調査で発覚したのだった。熊本県警は、男性巡査部長を3カ月間減給10分の1の懲戒処分とし、この春の人事異動で男性巡査部長と被害者たちを別々の部署に離したという。