産経ニュース
2018年2月19日(月)20時24分

静岡県課長を停職3カ月 無免許運転で現行犯逮捕 調査でほかにも…

 静岡県は19日、無免許運転をしたなどとして、道交法違反容疑で1月、県警に現行犯逮捕された県危機情報課の藤田和久課長(54)を停職3カ月の懲戒処分とした。藤田課長は20日付で総務課参事に異動する。

 県によると、藤田課長は1月14日、浜松市浜北区で乗用車を無免許運転したなどとして現行犯逮捕された。浜松区検が同16日に略式起訴、浜松簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。

 更新手続きをしなかったため2014年4月に免許が失効していたが、県などに虚偽報告をし、公用車を運転したこともあったという。

 これを受け、県と県教育委員会は病欠や育児休暇中を除く職員約1万7千人の運転免許証の確認調査を実施。県などによると、4人が過去の失効期間中の運転を認めたほか、2人が失効に気付き更新手続きを取ったが、気付くまでは運転していたことが分かった。