2017年05月16日(火)08時38分 京都新聞

大津の消防士長、路上の自転車無断使用 「思わず移動手段に」

 大津市消防局東消防署の男性の消防士長(32)が東京都内での研修期間中、路上に放置されていた自転車を無断で使用し、警視庁から占有離脱物横領容疑で任意の事情聴取を受けたことが15日、同消防局への取材で分かった。同消防局は近く消防士長の処分を決める。

 同消防局によると消防士長は4月30日未明、東京都渋谷区の歩道に倒れていた自転車に勝手に乗っていたところ、港区の路上で警察官から職務質問を受けたという。

 消防士長は4月から都内で半年間の研修中だった。休日だった29日夜に他の消防士と飲食した後、東京都八王子市にある寮へ帰る終電を逃し、始発に乗るため近くの駅に向かっていたという。

 同消防局によると、研修は打ち切られ、現在は消防局勤務になっているという。調査に対し「目の前にあった自転車を思わず移動手段に使ってしまった」と話しているという。同消防局は「消防職員として、あってはならない行為。再発防止に取り組む」としている。