2017年4月14日(金)21時57分 産経WEST

「多忙で」捜査書類を放置…那覇地検、2事務官を処分

 刑事事件の捜査書類を適切に処理せず放置したなどとして、那覇地検は14日、30代の男性検察事務官2人を減給10分の1(6カ月)と戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 地検によると、減給処分を受けた事務官は平成23年と28年に警察署から送付された捜査書類など計17通を自分の机の引き出しに放置した。戒告処分の事務官は28~29年、捜査書類など32通をキャビネットに放置するなどした。

 いずれも「多忙で処理を後回しにしていた」と説明したという。