2017年1月31日(火)13時41分 産経WEST

鳥取県警巡査部長が採用試験の口利きで減給処分、贈賄罪の可能性も

 鳥取県警の巡査部長が、平成28年度の公務員採用試験で特定の受験者を合格させるため、試験関係者の知人に品物を送ったとして、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受けていたことが31日、分かった。処分は昨年12月12日付。

 県警監察課によると、巡査部長は、知人に品物を送ったことを認めており、贈賄罪に当たる疑いがある。「発表の基準を満たしていない」として、氏名、所属、公務員試験や送った品物の内容を明らかにしていない。試験の結果に影響はなかったと説明している。

 監察課は「職務倫理教育を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。