2016年12月16日(金)23時23分 産経WEST

忘年会後に飲酒運転…男性消防士に停職6カ月→退職 愛媛・愛南町

 愛媛県愛南町は16日、忘年会の後に飲酒運転したとして、同町の消防署に所属する20代の男性消防士を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。発覚後に退職願を提出しており、15日付で退職した。上司の50代の男性職員2人も監督責任を問い、戒告処分とした。いずれも15日付。

 消防本部によると、消防士は8日午前1時半ごろ、町内の飲食店で開かれた同僚との忘年会で飲酒した後、自分の車を運転。隣接する高知県宿毛市の駐車場に停車中、高知県警の警察官から職務質問を受け、呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。同県警が道交法違反の疑いで任意で捜査している。

 愛南町の清水雅文町長は「町政に対する信頼を著しく失墜させる事態となり、深くおわびする」とのコメントを出した。