2016年09月20日(火)19時05分 NHK NEWS WEB

西予市職員が盗撮で処分

西予市野村支所の庁舎内に無断でカメラを設置し盗撮をしていたなどとして西予市は47歳の男性職員を懲戒免職にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、西予市野村支所生活福祉課の山本信介主査(47歳)です。

西予市によりますと、今月2日に西予市野村支所の宿直室で小型のカメラが設置されているのが見つかり、調査したところこの職員が「自分が取り付けた」と名乗り出たということです。

市の聞き取りに対し、この職員は、「盗撮目的でカメラを設置したが機械は処分したので、画像などのデータは持っていない」と話していましたが、任意で提出を受けたこの職員の個人のパソコンとデジタルカメラから、支所で働くほかの職員を無断で撮影した映像が複数、見つかったということです。

このため、市は男性職員を20日付けで、懲戒免職処分にしました。

記者会見で西予市の管家一夫市長は、「今回の不祥事は、市民の皆様の信頼を著しく損ねる行為であり、心からお詫び申し上げます」。
と陳謝した上で、「職員一人一人が問題意識と危機管理をもって、市民の皆様からの信頼回復に向けて全力で努力していきます」。
と述べました。

西予市は、この職員が盗撮目的で、建物に侵入したとして、被害届けを出すことにしています。