2016年9月12日(月)12時57分 産経WEST

2等陸曹を停職、バッテリー液を排水口に廃棄「管理、煩わしくなった」 徳島駐屯地

 陸上自衛隊徳島駐屯地(徳島県阿南市)は12日、駐屯地内にある整備工場の排水口に車両用のバッテリー液(希硫酸)を不法に廃棄し、浄化槽を壊したとして、第14後方支援隊に所属する30代の男性2等陸曹を停職5日の懲戒処分とした。

 駐屯地によると、2曹は昨年11月17日、車両や機材を整備する工場に保管していたバッテリー液計46リットルを工場内の排水口に廃棄していた。バッテリー液の駐屯地外への流出はなかった。2曹は「管理が煩わしくなった」と話しているという。

 古賀昭博第14後方支援隊長は「誠に遺憾だ。さらなる法令順守の教育指導の徹底に努める」とのコメントを出した。