2016年8月26日(金)13時51分 朝日新聞DIGITAL

巡査部長、パチンコ店で財布置き引き疑い 大阪府警

 大阪府警は26日、八尾署交通課の50代の巡査部長が、同府寝屋川市内のパチンコ店で他人の財布を置き引きした疑いがあると明らかにした。巡査部長は財布から現金4万2千円を抜き取り、その後財布を店外に捨てたと供述したという。窃盗容疑で調べている。

 監察室によると巡査部長は25日午後7時ごろ、寝屋川市石津中町のパチンコ店で、足元に落ちていた男性客の財布を持ち去った疑いがある。トイレで中の現金を抜き出し、財布は店外に捨てたという。巡査部長はその後も店内でパチンコを継続。男性客が財布がないのに気づき、店員が防犯カメラを確認すると、巡査部長と似た男が財布を持ち去る姿が映っていたという。

 府警は、巡査部長が男性客に現金を返して謝罪したことなどから逮捕せず、任意で調べを続けており、「調査の上、厳正に処分したい」としている。

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2016年10月12日(水)17時22分 産経WEST

パチンコ店で財布盗んだ巡査部長を減給処分 大阪府警

 パチンコ店に落ちていた財布を盗んだとして、大阪府警は12日、八尾署の男性巡査部長(55)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。

 府警監察室によると、巡査部長は8月25日夜、大阪府寝屋川市内のパチンコ店で、落ちていた60代の男性客の財布を盗み、店内のトイレで現金4万2千円を抜き取った。防犯カメラの映像などから巡査部長の犯行と判明し、男性に被害を弁済して謝罪。男性から被害届は出ていなかった。