2016年7月21日(木)10時42分 朝日新聞DIGITAL

警察官・職員、懲戒121人 理由の1番「異性関係」

 今年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は全国で121人で、前年同期より11人減った。記録が残る2000年以降、09年の95人に次いで2番目に少なかった。警察庁が21日、発表した。

 同庁によると、免職が15人(前年同期比1人増)、停職26人(同6人増)、減給58人(同15人減)、戒告22人(同3人減)。処分理由で最も多かったのは「異性関係」の49人で、内訳は強制わいせつ12人、盗撮9人、痴漢、のぞき各5人、セクハラ10人などだった。

 飲酒運転は6人。今月に入ってからも、北海道警の巡査2人が酒気帯び運転で事故を起こし、そのまま逃走したなどとして、懲戒免職となっている。