2014年12月25日(木)18時11分 OBS大分放送

宇佐市職員の不祥事相次いで発覚

宇佐市の男性職員2人が住宅ローン控除の還付金を不正に受給していたことが判明。また、別の職員も飲酒運転で摘発されるなど不祥事が相次いで発覚しました。不正受給していたのは、宇佐市建設水道部の40代の男性職員と市教委に務める40代の男性職員の2人です。市によりますと、建設水道部の職員は、実際に住んでいない住宅のローンに対する控除の還付金を申請し、5年間にわたって21万円あまりを不正に受給していました。市教委の職員も同様の申請を行い、約15万円を受け取っていました。市は会見を開き「公務員としてあるまじき行為」として、それぞれ減給1か月10分の1の懲戒処分と文書での厳重注意としたことを発表しました。不正受給した還付金については2人とも返納しています。さらに今月13日、市民生活部の30代の男性職員が道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで警察に摘発されていたことも明らかになりました。この職員の処分について宇佐市は「法的な処分が確定したうえで厳正に対処したい」としています。