2013年10月28日(月)18時37分 NHK NEWSWeb

百里自衛隊員窃盗で懲戒免職

小美玉市の航空自衛隊百里基地に勤務する20代の自衛隊員が基地内の事務室で現金8万円あまりを盗んだとして航空自衛隊は28日付けで懲戒免職にしました。

懲戒免職処分を受けたのは、百里基地に勤務する第7航空団司令部の20代の男性空士長です。

百里基地によりますと、この空士長は7月6日の深夜基地内の事務室に忍び込み、部屋にあった別の自衛隊員の現金8万4千円を盗んだということです。

その後、現金がなくなっていることに自衛隊員が気づいて百里地方警務隊が捜査をすすめたところ、空士長が盗んだことを認めたということです。

空士長は「生活費欲しさから盗んだ」と話しているということで百里基地では28日付けで懲戒免職の処分にしました。

また、百里地方警務隊は、11月にも容疑が固まりしだい窃盗の疑いで水戸地方検察庁に書類を送る予定です。

航空自衛隊百里基地の大浦弘容司令は「国民の生命と財産を守るべき自衛官がこのような規律違反を犯したことはまことに遺憾であり、引き続き適切な指導をしていきたい」とコメントしています。