2013年5月22日(水)18時05分 MSN産経ニュース

前越谷署長、知人女性を抱き締めキス、停職処分受け退職 埼玉

 埼玉県警は22日、知人の女性にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして、前越谷署長の緑川清正警視(60)を停職3月の懲戒処分にしたと発表した。緑川警視は同日付で依願退職した。

 県警監察官室によると、緑川警視は3月下旬、同県越谷市内で知人の女性と夜桜見物をしていた際に、嫌がる女性を抱き締め、署長公舎に連れて行きキスするなどした。

 調査に対し「キスくらいなら大丈夫だと思った。魔が差した」と説明したという。

 監察官室に情報提供があり発覚した。県警は4月15日付で緑川警視を更迭、警務部付としていた。女性に告訴の意向はないという。

 石井正則首席監察官は「職務倫理教養を徹底し再発防止に万全を期したい」とコメントした。