未成年者誘拐疑い島根県職員逮捕
スマートフォンのアプリを通じて知り合った和歌山県内の10代の少年を未成年と知りながら車で連れ回したなどとして、島根県出雲市の26歳の県職員の男が未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、島根県出雲市に住む島根県職員、家迫優人容疑者(26)です。
警察によりますと、家迫容疑者はスマートフォンのアプリを通じて知り合った和歌山県内の10代の少年を、未成年と知りながら、先月1日の午前10時前から半日余りにわたって乗用車に乗せて和歌山県内を連れ回したなどとして、未成年者誘拐の疑いが持たれています。
少年と両親から「息子が家迫容疑者から動画を撮られた。その見返りにお金を受け取った」という相談を受けて捜査し、22日、逮捕しました。
少年にはけがはなかったということです。
警察の調べに対し、家迫容疑者は「誘拐とは思っていなかったが連れ回したことは間違いない」と供述し、容疑をおおむね認めているということです。
警察はSNSでのやり取りを分析するなどして、詳しいいきさつを調べています。