2019年12月
高知県警巡査が猟銃書類偽造 事前調査で訪問・面接せず
高知県内警察署に勤務する20代の男性巡査が、猟銃所持の許可に関し虚偽の公文書を作成したとして、県警が9日に虚偽有印公文書作成・同行使容疑で巡査を書類送検していたことが分かった。猟銃所持者宅を訪問していないのに、したかのように装って書類を作成したという。高知地検は24日、巡査を不起訴処分とした。
県警監察課によると、巡査は7月、猟銃所持の更新手続きに必要な事前調査を生活安全課から任された。所有者宅で面接し、本人の健康状態や保管場所を確認しなければならないが、巡査は訪問していないのに確認したとする虚偽の書類1通を作成し、上司に提出したという。
岩手県医療局は23日、同県立大船渡病院に勤務する20代の女性看護師が酒を飲んで車を運転、同県大船渡市大船渡町の道路に面した民家の庭に突っ込み、植栽や庭石を壊す物損事故を起こしたと発表した。
事故が起きたのは20日午前2時ごろ。同市内の忘年会の2次会の帰りだった。19日午後7時半ごろから職場の忘年会があり、この女性看護師は大きめのグラスでビール3杯を飲み、午後11時ごろからの2次会で同じくビール5杯を飲んだ。
20日午前1時ごろに2次会が終了、「運転代行業者を呼んだが、時間がかかるということで、自分で運転してしまった」という。民家の住人が警察に通報、駆けつけた警察官が呼気検査で基準値以上のアルコールを検出、検挙された。
県医療局によると、女性看護師は20日の勤務後の午後9時に上司に報告、酒気帯びか酒酔い運転かはまだ確定していない。女性看護師は「被害をかけた方や、職場の同僚に非常に申し訳ない」と反省しているという。
県医療局によると、職員が酒を飲んで車を運転して検挙されたのは4月以降3件目で「重大に受け止めている」(一井誠職員課総括課長)と陳謝した。