兵庫県警の女性巡査長が相生駅トイレに拳銃置き忘れ
兵庫県警は30日、鉄道警察隊所属の女性巡査長(27)がJR相生駅(兵庫県相生市)のトイレに拳銃などを一時、置き忘れたと発表した。女性客が発見し、駅員が110番した。拳銃が使用された形跡はなかったという。
同隊によると、29日午後4時ごろ、巡査長は駅構内のトイレを利用。その際、「帯革(たいかく)」と呼ばれるベルトを外し、実弾入り拳銃と手錠を取り付けたままの状態で置き忘れた。
約1時間半後、トイレに入った女性客が「忘れ物がある」と駅員に知らせたところ、拳銃と判明し駅員が110番。巡査長は当時、列車内の警戒活動のため、駅で乗り継ぎ待ちをしていた。その後、警戒活動に戻ったが、置き忘れには気づかなかったという。
同隊は「拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントした。