2019年9月30日(月)18時50分
航空服などネット売却 30代自衛官を懲戒免職 空自静浜基地
航空自衛隊静浜基地(静岡県焼津市)は30日、航空服などの備品40点をインターネットオークションで売却したとして、第11飛行教育団整備補給群に所属する30代の男性3等空曹を懲戒免職処分にした。
同基地によると、元空曹は2018年4~9月、基地内の倉庫からヘルメットや航空服などを盗み、ネットオークションで売ったとしている。売り上げは不明だが、弁済額は23万円に上ったという。
同年10月の会計監査で備品が無くなっていることが発覚。紛失していないか隊員らで基地内などを捜していたところ、元空曹が自ら申し出た。元空曹は「取引相手に感謝されて、日ごろの鬱憤の気晴らしになった」などと話しているという。
同基地は「道徳教育と順法精神の指導を万全にする所存です」とコメントした。