2019年08月
現金3万円盗んだ自衛官を懲戒免職
同僚の財布から、現金3万円を盗んだとして、えびの駐屯地に所属する20歳の自衛官が懲戒免職処分となりました。
30日付けで懲戒免職となったのは、西部方面特科連隊の隊員で、えびの駐屯地に所属する20歳の1等陸士です。えびの駐屯地によりますと、この自衛官は、去年4月、駐屯地内で、同僚隊員3人の財布から、合わせて現金3万円を盗みました。現金がなくなったことに気づいた同僚たちが上司に報告し、発覚。この自衛官は、「金が欲しくて盗んだ」と話しているということです。今回の不祥事を受け、西部方面特科連隊の栗木幹雄隊長は、「二度とこのような行為を起こさないよう、隊員指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
繰り返し万引きで県職員を停職
去年、万引きを繰り返したとして懲戒処分を受けた県の職員が、先月、斑鳩町内のコンビニエンスストアで弁当や飲み物などを万引きしたとして逮捕され、県は、29日付けでこの職員を停職6か月の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、県南部農林振興事務所の蓮川剛士主任主査(47)です。
県によりますと、蓮川主任主査は先月、自宅がある斑鳩町内のコンビニエンスストアで、弁当や飲み物などあわせて6点、およそ1700円相当を万引きしたとして窃盗の疑いで警察に逮捕され、その後、釈放されて書類送検されています。
蓮川主任主査は、去年5月にも、万引きを10回程度繰り返したとして、停職3か月の懲戒処分を受けていますが、今回、事前に紙袋を用意するなど計画的に犯行に及んでいて、県は、停職6か月と前回より重い懲戒処分にしました。
県の調べに対し、蓮川主任主査は「過食症で食費がかさむのでやってしまった」などと話しているということです。
県人事課は「主任主査には定期的に治療を受けてもらい報告を求めるとともに再発防止に努めたい」と話しています。