2018年7月27日(金)08時26分
鹿児島県警
「真冬に氷水で洗車」パワハラ巡査部長を停職
鹿児島県警は26日、部下にパワハラを繰り返したとして、警務部所属の30代の男性巡査部長を停職6月の懲戒処分にしたと発表した。処分は6日付。県警によると、部下に真冬に氷水で洗車をさせたり、昼食を1分以内に食べるよう命じたりしていたという。
県警によると、巡査部長は2014年4月~17年11月ごろ、前の部署などで部下の20代の男女7人に対しパワハラしたとされる。当直勤務で仮眠を取ろうとすると嫌みを言ったり、人格を否定するような言動を繰り返したりもしていたという。巡査部長は「パワハラと認識していなかった」と話したという。
県警は併せて巡査部長の当時の上司の警部補1人を本部長訓戒、警部3人を口頭厳重注意とした。
同県警では今月6日に男性警察官(28)が盗撮による不安防止条例違反容疑で逮捕されるなど昨年末以降、不祥事が相次いでおり、河野真本部長は26日の定例記者会見で「県民の信頼を損ねたことは遺憾。深くおわび申し上げる」と謝罪した。