2015年10月30日(金)19時13分 ABC朝日放送
【大阪】高槻署の巡査部長ら 部下に拳銃突きつける
大阪府警高槻署の20代の巡査部長らが、20代の巡査に拳銃を突きつけたり、丸刈りを強制するなど、いじめを繰り返した疑いがあり、府警が処分を検討していることがわかりました。
捜査関係者によりますと、高槻署地域課に所属する巡査部長(20代)は、今年夏ごろ、交番で部下の巡査(20代)に実弾入りの拳銃を2~3メートル離れた場所から数秒間、突きつけたということです。また、この巡査部長ら、当時現場にいた5人前後のグループは先月29日の当直勤務中、異動を間近に控えた同じ巡査に、「髪を短くしろ」と床屋に行くよう命令。髪を切って戻ってきた巡査に対し、「長いやろ」と言って再び床屋に行かせて丸刈りを強制させたということです。他にも、このグループは同じ巡査に飲み会で酒を無理やり飲ませたり、小突くなど、いじめを繰り返した疑いがあり、警察は、拳銃を突きつけた巡査部長の懲戒処分を検討するとともに、銃刀法違反や強要などの疑いで調べています。