2015年7月31日(金)12時22分 nikkansports.com
熊本市職員「安易な気持ちで」家庭ごみ持ち込み処分
熊本市は31日、ごみ収集を担当する西部クリーンセンター職員の少なくとも11人が、自分の家庭ごみを施設に持ち込んで処分していたと発表した。有料ごみ袋を使っていないケースもあった。指定された収集場所以外へのごみ出しは条例で禁止されており、処分を検討している。
市によると、センターは収集車で集めた家庭ごみを焼却場へ配送する施設。職員は平日の出勤時、持ち込んだ家庭ごみを駐車場に止められている収集車に入れていた。市の聞き取りに対し「安易な気持ちでやった」と説明したという。
熊本市環境局の前田安利次長は「市民にごみ出しのルールを指導すべき立場の職員として絶対にあってはならない行為で、厳正に対処する」と話している。