職員に平手打ち 消防署長を停職処分 三田
兵庫県三田市消防本部は20日、同本部の男性職員(32)に平手打ちしてけがをさせたとして、市消防署の男性署長(58)を停職3カ月の懲戒処分にした。
同本部によると、消防署長は10日に市役所で用事があり、同様に出向く予定だった職員に「車に同乗させてほしい」と依頼。しかし、職員は10日午前の業務が長引き、消防署長は別の職員の車で市役所に出向いたという。
その後、同職員を署長室に呼び出して「なぜ連絡をしなかったのか」と問いただし、胸ぐらをつかんで左頬を平手打ちし、軽傷を負わせたという。
消防署長は「申し訳ないことをした」と話しているという。同本部は「全職員を対象にパワーハラスメント研修を行い、再発防止に努めたい」としている。